安静にしていたかいあってか、
左足をかばってゆっくりなら自力で歩ける
この日、やっと大きな病院の診察
以前お世話になった先生を指名。
足を持って曲げたり、伸ばしたり。
診察の結果、「前十字切れてる」
・・・・・・・・・
「えっ?半月板の損傷じゃないの?」
「まだ少しの損傷って可能性も?」
「いや、完全に切れてると思う」
私が恐れていた「前十字靭帯断裂」・・・
「手術決定」・・・
わたしにとって最悪の事態に
一瞬で目の前が真っ白・・・・
先生に、
「ショックで貧血です」と言い残し
その場で倒れた
マンガのような展開
病院の雰囲気が苦手なわたし
人のお見舞いですら病院ってだけで苦手。
加えて「半月板損傷だと思っていた」
からの「前十字靭帯断裂」。
「自然治癒と思っていた」
からの「手術決定」・・・
日頃から貧血ぎみなわたしは
一気に血圧低下。バタン
その場で少し休んで復活
改めて診察開始。
先生が膝を痛くない程度に触り、
「中に血が溜まっている」、と。
もしや注射器で抜かれる?(汗)
また貧血で倒れるよ(汗)と思ったけど、
負担を掛けすぎなければ
そのうち体内に吸収されるみたい
(ふぅーひと安心)
先生は私のスノーボードへの思いを
よく理解してくれていて、
一番に早期復帰を考えてくれる
今歩けていないから、
固まる前に急いで装具を作ってリハビリして動かそう
緊急で直接MRIの予約を入れてくれた。
そしてMRIの予約は2日後。。。
これまでも
何度も怪我をしてきたけど、
手術に至る大怪我は今回が初めて。
ただ今回、
怪我した瞬間に
「なんかいつもと違う」「ヤバイ気がする」と
自分で感じていた。
痛さはこれまで経験してきた
怪我のほうが数倍痛かったけど、
それでも「なんかイヤな予感」・・と
怪我した直後から言っていた。
そして「イヤな予感」がみごと的中
これまでのスノーボード人生、
すぐに思い出せる怪我と言えば、
肩や肘の靭帯損傷と捻挫、
肋骨のヒビ、顎間接のズレ、顔の打撲。
痛さと重傷さは必ずしも比例しないんだね
今回怪我をして感じたことは、
前十字ってこの程度の衝撃で断裂するの?
今回以上の衝撃は何度も何度も経験していて、
今回の着地の衝撃は大したことがなかった。
どうやら膝をひねった体勢で着地し、
足だけで耐えたことが原因。
スノーボードを攻める上で、
ある程度怪我のリスクを承知でやっていた。
でも今思えば、
なんとなく大怪我は自分には関係ないような、
そんな気持ちが心のどこかにあったと思う。
「前十字靭帯」・・・
そんな重要な靭帯のくせに
あんな簡単に断裂しちゃうんだ・・・