2015.3.11(受傷12日目)

今思うこと。

 

スノーボードを始めて十数年、
シーズン中、かつてこんなに
スノーボードに行かない日が
続いたことはない。

 
滑りに行けないイライラが
募ると思っていたけど、
普通にも歩けていないせいか、

「滑りたい」・・・
けど「滑れない」・・・
っていう仕方のなさを
素直に受け入れられる。

 

・・・というより
「滑りたい」って気持ちが
いまいち沸いてこない。

 
怪我していないときは
滑りに行った帰り道から
すでに滑りたくなっていたのに。
不思議だな。

スノーボードショップで働き、
ギアに囲まれる毎日。
商品のギアを見ても
怪我前と気分は変わらない。

「大好きなスノーボード達に
囲まれて幸せ」

 
ただ、
家に置いてある
自分のスノーボードを見ると、
悲しくなる。

滑りに行けないもどかしさ。
なんでこんなことに
なってしまったのか。
自分の板を見ると、
「はぁ。」と心の中で溜息が出る。

 
そしてみるみる筋肉が
落ちていく左足を見て焦る。

 
「このままどれだけ
落ちてしまうのか」
「いつ治る?」
「またあの体力が
手に入る?」
「また全力で
攻めれる日はいつ来る?」
「治ったあと
怪我の怖さは残らない?」

考えるとこんな気分。
でも深く考えない、
リハビリをして
動かせるようになること。
それがとりあえずの目標。

 
怪我したことによって、
「滑りに行く予定がぜーんぶ中止」
一緒に行く予定だった
人達にも迷惑を掛け、
残念な気分にさせてしまった。

シーズンオフに
楽しみにしていたことも全て中止。
悲しいことだらけ。。。

今は、休日には病院・・・
休日に家にいることが
なかったから、
とにかく早く
病院以外のどこかに出掛けたい。

長時間立ったり
歩いたりが出来ないから
出掛けられないことに
ストレスが溜まる。

装具が出来れば
安定してだいぶ歩けるのかな。。
楽しみ☆


2015.3.10(受傷11日目)

朝と夜に自宅でリハビリ

昨日のリハビリのかいあって、
だいぶ普通に早く歩けるようになった
リハビリを受けるまで、
どこまで動かしていいのか分からず、
どこまで体重を
支えられるのか分からず
ビビッていた

そのビビリもなくなって
腫れも治まってきて
だいぶ動かせる

それまで完全に伸ばし
きらなかった膝が、
ゆっくりだけど完全に
伸ばせるようになった

日常生活や仕事も
ずいぶんと楽になった
周りから見れば、
怪我人だと分からないくらいに

 
ふと思うと。。。
手術までリハビリをして
歩けるようになっても、
手術したらまたしばらく歩けなくなる・・・

「手術後の回復を早めるため」
とは言うけど、
なんだかなー。。。